大阪桐蔭高校のピッチャー、柿木蓮投手。
昨年の夏も甲子園のマウンドに立ち、今回の第100回大会でも活躍が期待されています。
強豪校の大阪桐蔭高校の選手ということもあって、柿木蓮投手は中学時代から注目の選手でした。
もちろん投手として注目されていたのですが、「ヤンキー」といった意味深なウワサが柿木蓮投手には出てきます。
一体どういうことなのでしょう?
この記事では、
・柿木蓮投手プロフィール
・柿木蓮投手の最速や球種・投球スタイル
・柿木蓮がヤンキーでキャッチャー?その真相とは?
についてお伝えします。
柿木蓮投手が、優勝を目指す大阪桐蔭高校の
カギを握る選手であることは間違いありません!
柿木蓮投手プロフィール
大阪桐蔭・柿木蓮、春季大阪大会は体力強化のためベンチから外れた。悔しかった。フォームを改造。軸足の使い方を修正して、低めに強い直球を投げられるよう作り直した。決勝は先発し、9回2失点で完投勝利。「最近は『俺が桐蔭の1番だ』と自信に変えられるようになった」。 pic.twitter.com/oFLoPFngnV
— 汗と涙。高校野球 (@gari_wasabi) August 3, 2018
柿木蓮投手は2000年6月25日生まれの18歳。
体格は181cm、85kgの右投右打です。
佐賀県多久市出身で、小学校2年生時から多久北部少年野球部で野球を始め、中学生時代は佐賀東松ボーイズでプレーしました。
柿木蓮投手は中学生時代にはすでに最速142kmを投げていたほどの速球投手で、三振を取りまくっていました。
そして、中学3年生の夏には日本代表メンバーに選ばれて、世界少年野球大会にも出場しています。
この実績を大阪桐蔭高校の西谷浩一監督に見込まれて、柿木蓮投手は大阪桐蔭高校に進学します。
柿木蓮投手は、大阪桐蔭高校打線の9番に入ることが多いです。
大阪桐蔭高校の投手は、ふだんは5番ショートを守る「二刀流」根尾昂選手と、柿木蓮投手の2枚看板で、さらに身長190cmの長身左腕、横川旋投手が控えています。
柿木蓮投手の最速や球種・投球スタイル
https://twitter.com/feZ4MgIrk8sGpgP/status/1016211227880538118
柿木蓮投手は、がっちりした体格から投げ下ろすストレートの威力が最大の特徴です。
ストレートの最速は148kmで、ふだんストレートは130km台後半から140km台前半です。
球速150kmを超える高校生投手がゴロゴロいる現代野球で、柿木蓮投手の球速はものすごく速いわけではありません。
しかし、回転のいい重い球を投げていると感じます。
変化球の球種としては、120km台の縦横2種類のスライダーに130km台のフォーク、100km台のカーブです。
柿木蓮投手は、高校生では球種の多い部類のピッチャーといえます。
投球スタイルとしては、
力強いストレートを中心に
変化球をおりまぜたピッチングで
勝負します。
柿木蓮投手は制球力が抜群で、1試合における四死球は2~3、失点は0~2と抜群の安定感を誇っています。
2年生夏の大阪大会での奪三振率は驚異の11.08という数字をたたき出しました。
2年生秋の大会では大阪桐蔭高校とならぶ大阪の強豪・履正社高校に2失点完投勝ち。
そして、近畿大会決勝の智辯和歌山戦では
完封勝ちをおさめています。
また、投手ということであまり話題にされることはありませんが、実は50mを6秒2の数字で走る脚力を誇っています。
大阪桐蔭高校には柿木蓮投手以外にも
才能あふれる選手が多くいて、
また投手というのもあって目立ちませんが
これは野手の走力としても一流の数字です。
史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭高校にとって、柿木蓮投手がキーマンの1人になることは間違いありません。
柿木蓮投手に加えて、
走攻守にレベルの高い能力を持つ根尾昂選手。
この強力な2枚看板を擁する大阪桐蔭高校が、
第100回記念大会の優勝候補筆頭です!
柿木蓮がヤンキーでキャッチャー?その真相とは?
https://twitter.com/marvin2100nao/status/1009221781922574336
柿木蓮投手については、
「ヤンキー」とか「キャッチャー」とか
ネット上でウワサになっています。
まず「ヤンキー」についてですが、
特にそういった過去があるという事実はなく、
単に柿木蓮投手の地元・佐賀県での
ウワサ話程度のことと考えられます。
次に「キャッチャー」についてのウワサですが、
これについても事実確認はできませんでした。
現在のポジションがピッチャーでキャッチャー出身の選手と言うと、メジャーリーガー田中将大選手が有名です。
そういうこともあって「元々キャッチャーだったが強肩に目をつけられてピッチャーになった」というエピソードかと思いました。
しかし、実際には2年生の春の選抜の時に背番号2番で出場したということで、これがキャッチャーだと誤解されたのかもしれません。
この時は正捕手の岩本選手が怪我をしていたために、調子がよかった柿木蓮投手が背番号2で登録されたということでした。
柿木蓮投手は、中学生の時にすでに最速142kmを投げるほどの投手でした。
大阪桐蔭高校の西谷浩一監督は、
柿木蓮投手をスカウトするために
佐賀県の山道を何度も登っていった
というエピソードが残っています。
柿木蓮投手は3年生の春の選抜の初戦で、自身の出身である佐賀県の伊万里高校と対戦していますが、圧巻のピッチングで全く相手を寄せ付けませんでした。
これほどの投手であるのに野球のエリート揃いの大阪桐蔭高校ではほかにも素晴らしい選手がいるため、柿木蓮投手は「大エース」というわけではありません。
しかし、柿木蓮投手の躍動感にあふれ、
力強いピッチングが第100回記念大会で見られると
期待しています。
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