ついに現役引退を決断したイチロー選手。
実は過去に2度の国民栄誉賞の受賞を打診されてるのですが、2度とも「お断り」してます。
いかにもイチロー選手らしい言葉で辞退しているのですが、いったいどんな理由で国民栄誉賞辞退したのでしょうか?

イチローの2度の国民栄誉賞辞退の理由とは?
イチロー選手が最初に国民栄誉賞を打診されたのは2001年。
2度目が2004年でした。
それぞれ振り返ってみましょう。
1度目の辞退の理由「まだ現役で発展途上の選手なので」
2001年のイチロー選手はシアトル・マリナーズに移籍した1年目でした。
ご存知のようにメジャーのデビューイヤーから
- 首位打者
- 盗塁王
- ゴールドグラブ賞
- アメリカンリーグMVP
を受賞しました。
アメリカのデビュー前には懐疑的な見方もあったものの、それを吹き飛ばして余りある活躍でした。
この活躍に当時の小泉内閣からイチローに国民栄誉賞の打診がありました。
しかしイチロー選手はキッパリと辞退・・・。
1度目の国民栄誉賞辞退の理由が、
「まだ現役で発展途上の選手なので」
でした。
当時はまさかの国民栄誉賞辞退で驚きましたが、野球の探求者らしい「深イイ」辞退の理由でした。
2度目の辞退の理由「もし賞をいただけるのならば、現役を引退した時にいただきたい」
2度目の国民栄誉賞の打診があったのは2004年。
この年のイチロー選手はメジャーリーグの年間最多安打記録を更新する262安打を放って、メジャー2度目の首位打者を獲得しました。
1シーズンで262安打というのはアメリカでも「今後破られることがないであろう」記録のひとつとして認知されています。
この快挙を受けてイチロー選手に2度目の国民栄誉賞の打診が入ります。
しかしここでもイチロー選手は受賞を辞退!
辞退の理由は、
「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下してしまう」
でした。
「野球の探求者でありたい」
と言っていたイチロー選手らしい辞退の言葉ですよね。
まとめ:イチローの国民栄誉賞辞退の理由
ここでは2度の国民栄誉賞受賞を辞退したイチロー選手の「辞退の理由」を紹介しました。
2度の辞退の際の理由は、
- 「まだ現役で発展途上の選手なので」
- 「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下してしまう」
でした。
国民栄誉賞は大変重い賞で、かつ誇れる賞だと思います。
イチロー選手と同時期にプレーした松井秀喜さんも国民栄誉賞を受賞しましたよね。
2度の辞退の言葉を紹介しましたが、2度目の辞退のときにイチロー選手はこんなことも言ってます。
「もし賞をいただけるのならば、現役を引退した時にいただきたい」
その引退の日が訪れましたね。
【政府に届け】
引退を決めた今こそ
三度目の正直で
イチローに国民栄誉賞を。これほど納得できる
国民栄誉賞受賞者が他にいるだろうか pic.twitter.com/PhElSfPbpM— あーりんCAFE@unofficial TeamDiamondFour (@mcz_since2008) 2019年3月21日
世間も「イチローさんにこそ国民栄誉賞を!」と期待しているようです。
次こそはイチローさんも受賞を快く受け入れるのではないでしょうか?
「3度目の正直」になりそうですよね。
以上、
「イチローの2度の国民栄誉賞辞退の理由が深イイ!」についてでした。
最後までごらんいただきありがとうございます。
2019.04.09追記
イチロー選手が3度目の国民栄誉賞の受賞を辞退しました。
辞退の言葉が、
「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」
でした。
まさか…でした。