2019年シーズンでプロ28年目のシーズンを迎えたイチロー選手。
プロ入りしてからのイチロー選手の年俸総合計はいくらになるのでしょうか?
ここではルーキーイヤーからの年俸推移を一覧でまとめてます。
結論からいうと、イチロー選手は一生涯で使い切れないほどの年俸を得ています。
年俸の”賢い”もらい方やメジャーリーグの年金についても触れてますので、ぜひごらんになってください。

イチローの年俸推移一覧まとめ!2019年までの総合計はいくら?
イチロー選手のルーキーイヤーからの年俸推移を一覧表にまとめます。
なお、年俸は推定であらわしており、USドルは年間の平均レートで円換算したものを表記しております。
オリックス・ブルーウェーブ時代の年俸推移
年度 | 年齢 | 年俸 |
---|---|---|
1992 | 19 | 430万円 |
1993 | 20 | 800万円 |
1994 | 21 | 800万円 |
1995 | 22 | 8,000万円 |
1996 | 23 | 1億6,000万円 |
1997 | 24 | 2億6,000万円 |
1998 | 25 | 4億3,000万円 |
1999 | 26 | 5億円 |
2000 | 27 | 5億3,000万円 |
イチロー選手は上記年俸以外にも契約金として4,000万円をオリックスとの契約時に手にしています。
1992~2000までの9年間の年俸総合計は19億8,030万円。
これに契約金の4,000万円をプラスすると20億2,030万円になります。
日本のプロ野球在籍時だけで20億円以上稼いでるんですね^^;

シアトル・マリナーズ時代(第1期)の年俸推移
年度 | 年齢 | 年俸(USドル) | 円換算 | 換算レート |
---|---|---|---|---|
2001 | 28 | $5,666,667 | 約6億8,850万円 | 121.5円 |
2002 | 29 | $3,696,000 | 約4億6,348万円 | 125.4円 |
2003 | 30 | $4,666,667 | 約5億4,087万円 | 115.9円 |
2004 | 31 | $6,500,000 | 約7億330万円 | 108.2円 |
2005 | 32 | $12,500,000 | 約13億7,750万円 | 110.2円 |
2006 | 33 | $12,500,000 | 約14億5,375万円 | 116.3円 |
2007 | 34 | $12,500,000 | 約14億4,725万円 | 117.8円 |
2008 | 35 | $18,000,000 | 約18億6,120万円 | 103.4円 |
2009 | 36 | $18,000,000 | 約16億8,480万円 | 93.6円 |
2010 | 37 | $18,000,000 | 約15億8,040万円 | 87.8円 |
2011 | 38 | $18,000,000 | 約14億3,640万円 | 79.8円 |
2012 | 39 | $18,000,000 | 約14億3,640万円 | 79.8円 |
メジャー最初の所属球団のシアトル・マリナーズには約12年間在籍しました。
2012年7月にニューヨーク・ヤンキースに移籍し、以降2年間在籍しています。
シアトル・マリナーズでの2001~2012年の年俸合計は146億7,385万円になります。
イチロー選手の全盛期がこの間だったこともありますが、メジャーリーガーの年俸が日本のプロ野球選手よりも桁違いに高いことがわかります。

ニューヨーク・ヤンキース時代の年俸推移
年度 | 年齢 | 年俸(USドル) | 円換算 | 換算レート |
---|---|---|---|---|
2013 | 40 | $6,500,000 | 約6億3,440万円 | 97.6円 |
2014 | 41 | $6,500,000 | 約6億8,900万円 | 106.0円 |
ヤンキースに移籍してからのイチロー選手は途中出場の日が多くなるなど、徐々に出場機会も減ってきました。
2013年は136安打、2014年が102安打と年間安打数も200本には大きく届かない時期になってきました。
それでもヤンキース時代の2年間の年俸合計は13億2,340万円になります。
マイアミ・マーリンズ時代の年俸推移
年度 | 年齢 | 年俸(USドル) | 円換算 | 換算レート |
---|---|---|---|---|
2015 | 42 | $2,000,000 | 約2億4,200万円 | 121.0円 |
2016 | 43 | $2,000,000 | 約2億1,760万円 | 108.8円 |
2017 | 44 | $2,000,000 | 約2億2,440万円 | 112.2円 |
2015年からの3年間はDH制がないナショナルリーグのマイアミ・マーリンズに移籍しました。
スタントン、オズーナ、イエリッチと3人のスター級選手3人が外野にいたために、バックアップメンバーとしてチームに貢献しました。
出場機会もかなり減り、イチロー選手が実践感覚をつかめない状態が続いていたと思われ、打撃成績も低調なものとなりました。
イチロー選手のマーリンズでの3年間の年俸合計は6億8,400万円になります。
シアトル・マリナーズ時代(第2期)の年俸推移(2019年含む)
年度 | 年齢 | 年俸(USドル) | 円換算 | 換算レート |
---|---|---|---|---|
2018 | 45 | $750,000 | 約8,280万円 | 110.4円 |
2019 | 46 | $750,000 | 約8,220万円 | 109.6円 |
2018年のシーズン直前に古巣のシアトル・マリナーズと契約したイチロー選手。
しかし5月には「会長付特別補佐」というフロント側の役職に就任し、2018年は5月を最後にプレーすることはありませんでした。
ただ、引退したわけではなく現役選手としての復帰の道も残されている契約で、現に2019年の日本開幕戦には先発メンバーとして名を連ねました。
2019年のイチロー選手はマイナー契約でスタートし、日本開幕シリーズで出場登録されましたのでメジャー契約に切り替わりました。
年俸は$750,000で出来高はついていない契約とのこと。
2018、2019の年俸合計は1億6,500万円ということになります。
2019年までの28年間の年俸総合計は188億円!
イチロー選手の所属チーム別に年俸を一覧にまとめたものが次となります。
ここでは円換算したものを表記します。
年度 | 所属チーム | 在籍年数 | 年俸合計(円換算) |
---|---|---|---|
1992~2000 | オリックス | 9 | 20億2,030万円 |
2001~2012 | マリナーズ | 12 | 146億7,385万円 |
2013~2014 | ヤンキース | 2 | 13億2,340万円 |
2015~2017 | マーリンズ | 3 | 6億8,400万円 |
2018~2019 | マリナーズ | 2 | 1億6,500万円 |
年俸総合計 | 188億6,655万円 |
イチロー選手の野球選手としての年俸の総合計は約188億円となります。
あくまでも野球選手としての年俸の合計で、テレビのCM出演料やスポンサーとの契約などの収入を合わせたら200億円は超えているのではないでしょうか?
一般の人からしたら途方もない金額ですよね…
年俸のもらい方も賢い!
イチロー選手が契約した年俸はその年に全てを受け取るわけではありません。
例えば、イチロー選手は2008年から5年で9,000万ドルの契約を結んでいます。
この5年契約の年俸のもらい方ですが、3分の2にあたる6,000万ドルは契約期間の5年間で受け取ります。
残りの3,000万ドルは2013年からの20年間で分割してもらう契約となっているとのことです。
3,000万ドルを20分割すると1年間で150万ドル。
1ドル110円で換算すると1億6,500万円です。
つまりイチロー選手は2013年の40歳から59歳までの20年間、毎年1億6,500万円の収入を得ることが確定しています。
もちろん節税対策もあると思いますが、現役を終えても収入が得られるような契約にしているところに”賢さ”を感じます。
イチローはメジャーリーグから年金も満額支給される!
さらにイチロー選手はメジャーリーグからもらえる年金の資格も取得していて、満額支給されます。
こちらも日本とは違いかなり”手厚い”制度です。
⇒ メジャーリーグの年金制度とイチローがもらえる年金額はこちら
メジャーリーグは「世界最高の労働組合」とも言われていて、活躍したメジャーリーガーは多大な恩恵を老後も受けれることになります。
もちろんイチロー選手もその対象です。

まとめ:イチロー選手の年俸推移と総合計
日本とメジャーの両方で歴史に残る活躍をしてきたイチロー選手。
年俸の推移表を見ていても、改めてその凄まじさがわかります。
ここでの記事の内容をまとめると、
- オリックス時代の年俸合計は20億2,030万円
- マリナーズ時代(2001~2012)の年俸合計は146億7,385万円
- ヤンキース時代の年俸合計は13億2,340万円
- マーリンズ時代の年俸合計は6億8,400万円
- マリナーズ時代(2018~2019)の年俸合計は1億6,500万円
- 28年間の年俸総合計は188億6,655万円
- 現役引退後も収入を得れるように年俸は分割してもらう契約になっている
- 老後の年金も満額支給の対象となっている
になります。
もちろん稼いでいる分だけ多くの税金がかかりますので、全てがイチロー選手の手元に残るわけではありません。
それでも老後を迎えてもお金を得れることが確定しています。
イチロー選手がお金について語っているところをほとんど見たことがありませんが、お金の心配をすることはなさそうですね。
最後までごらんいただきありがとうございました。