クライマックスシリーズはなぜ行われる?「やる意味不明」との声も!

プロ野球

今シーズンも大詰めのプロ野球ですが、リーグ優勝争いとは別にクライマックスシリーズ進出争いも繰り広げられています。

優勝チーム以外にも日本シリーズへの出場権が与えられるクライマックスシリーズですが、143試合を行い決まった順位はどうなるのか、必要はあるのか、とクライマックスシリーズの制度自体が”意味不明”という声もあがっています。

なぜクライマックスシリーズを行うのか?

果たして本当にクライマックスシリーズを行う必要性があるのでしょうか。

メジャーリーグのプレーオフ制度の文句はあまり聞かない。なぜNPBでは不要とか言われるのだろう…

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クライマックスシリーズ2018のルールとアドバンテージについて

そもそもクライマックスシリーズとはどういうルールなのでしょう?

2018年シーズンのクライマックスシリーズのルールとアドバンテージについてまとめてみます。

2007年から導入されたクライマックスシリーズはセ・リーグ、パ・リーグ各リーグとも、シーズン成績の上位3位までのチームがトーナメント形式で日本シリーズの出場権をかけて戦います。

先に行われるファーストステージでは各リーグ2位チームと3位チームが戦い、3試合のうち先に2勝したチームが後半のファイナルステージに進むことができます。

引き分けなどで勝数が同じ時は、2位のチームが勝利するというルールになっています。

 

ファイナルステージでは、ファーストステージで勝ったチームと1位のチームが戦い、6試合中先に4勝したチームが日本シリーズに進出できます

 

セ・リーグ、パ・リーグともに、シーズン順位に応じてアドバンテージがあります。

まず、2位のチームはファーストステージ3試合をホーム球場で、1位のチームはファイナルステージ6試合をホーム球場で試合を行うことができます。

そして、1位のチームは最初から1勝のアドバンテージが与えられています。

つまり、1位のチームはファイナルステージ6試合のうち3試合に勝てば日本シリーズ進出が決まるんですね。

ホーム球場は自チームにとって慣れ親しんだ環境ですし、ファンからの声援が大きくパワーになるので、有利に試合を進めることができることもありますよね。

 

しかし、一見有利に見える1位の球団ですが、ファーストステージから勝ち進んできたチームは勢いがあるので1位の球団がクライマックスシリーズで敗退することも過去に何度もありました

そうなると、シーズン中の成績は意味がなくなるのでは?という疑問も出てきます。

 

メジャーリーグと違い、日本のプロ野球はクライマックスシリーズが開催されるようになってまだ長い年数が経っていません。

だからレギュラーシーズンで下位だったチームが日本シリーズに進むことに違和感をおぼえるのかもしれませんね。

 

そのクライマックスシリーズですが、そもそも行われるメリットってあるのでしょうか?

クライマックスシリーズはなぜ行われる?メリットとデメリットは?

リーグの優勝チームがシーズンの残り試合が多い段階で確定した場合、他チームやファンからすると残り試合は消化試合となってしまいます。

そうすると、ファンの楽しみもなく、球場へ足を運ぶファンも減ってきてしまいます。

球団側からすると、野球を観に来るお客さんが減るということは入場料の収入が減ることを意味します。

 

  • お客さんは消化試合を見るのはつまらない。
  • 球団側の入場料収入が減るのは痛い

 

こういったデメリットを解消するために、2004年シーズンからパ・リーグでクライマックスシリーズの原型となるプレーオフ制度を導入しました。

 

このプレーオフ制度で興行的にも成功したことから、2006年にセ・リーグでの導入も検討し始められ、2007年から正式に両リーグともに導入しました。

 

クライマックスシリーズを行うことによって、1位チーム以外のファンもクライマックスシリーズ出場に向け消化試合を減らすこともできますし、ファンも球場へ足を運ぼうという気持ちにもなりますね。

シーズンの最後まで楽しむことができるという点においてはメリットです

 

しかし、近年ではシーズンリーグ優勝チームがクライマックスシリーズで敗退することが増えてきています

そういった点からみると、シーズン中の成績が報われないこともあるのでデメリットとも言うこともできます。

 

ぶっちぎりでレギュラーシーズンを優勝しても、短期決戦のクライマックスシリーズであっさり負けてしまうこともあり得ます。

そうなったら、
「レギュラーシーズンの強さは何だったの?」
ってなりますよね。

 

シーズン後半の勢いもクライマックスシリーズには大きく影響してきます。

 

また、ファーストステージ、ファイナルステージともに開催期間が決まっていて、あまり多くの日数を予備日にできません。

極端な例ですが、ファーストステージの開催期間すべてが雨で中止になった場合、戦わずしてレギュラーシーズン2位のチームがファイナルステージ進出となります。

 

昨年2017年の甲子園球場でのクライマックスシリーズのファーストステージで天候が悪い日が続き、あやうく残り1試合ができない可能性がありました。

それを避けるために阪神園芸さんがグラウンド整備に尽力したのは話題になりましたよね。

他の屋外球場だったら試合を消化できてなかったかもしれません。

 

こちらは昨年私が実際に甲子園球場で撮った写真です。

グラウンドがぬかるんでいて、かなりヒドイ状態で試合が行われたのがおわかりいただけると思います。

このような状態だと選手のケガにも繋がりかねません。

 

もし悪天候続きで「戦わずして勝利」のようなことが起こったら、いま以上にファンの不満が噴出するかもしれません。

まだまだクライマックスシリーズのルールや開催については検討の余地があると言えます。

 クライマックスシリーズは「やる意味不明、必要ない」との声も!

せっかくシーズン中に優勝したのになぜクライマックスシリーズを行う必要があるのだろうか、という声も多く耳にします。

昨年は、セ・リーグ優勝チーム広島東洋カープに14.5ゲーム差もあったリーグ3位の横浜DeNAベイスターズがクライマックスシリーズを制し、日本シリーズへ進出しました。

 

また2010年にもシーズン順位リーグ3位の千葉ロッテマリーンズがクライマックスシリーズを制し、その勢いのまま日本一になったこともありました。

「下剋上」という言葉で盛り上がりも見せましたが、やはり
「シーズン中の成績が反映されていない」
「シーズン143試合の意味がない」と
多くのプロ野球ファンが”意味不明だ”と
SNS等で声をあげていると話題になりました。

 

クライマックスシリーズでは、リーグ優勝チームが有利なルールにはなっています。

しかし、シーズン中に他チームとの差が大きくあってもアドバンテージの内容は変わりません。

ぶっちぎりで優勝しても僅差で優勝してもアドバンテージは1勝だけです。

 

 

メジャーリーグでは上位チームがホーム球場で多く開催できるというアドバンテージがありますが、1勝が無条件で与えられるといったアドバンテージはありません。

「プレーオフからが本当の戦い」
というのがメジャーリーグでは浸透しています。

日本のプロ野球はまだプレーオフ(クライマックスシリーズ)の歴史も浅く、「1勝のアドバンテージ」という”いびつさを感じる”ルールでもありますので、浸透するにはもっと年数が必要かもしれません。

クライマックスシリーズのルールの見直しも検討されることでしょう。

 

球団側の収入という興行部分においてクライマックスシリーズは成功しているかもしれませんが、プロ野球ファンからするとやはり疑問が残る制度です。

アドバンテージなどから賛否両論あるのも事実です。

 

プロ野球人気が陰ってきた今、「クライマックスシリーズは意味不明」「必要ない」というファンからの声も聞き入れて、改善していくことも大事なのではないでしょうか。


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